例年であれば旧正月(テト)前の時期はバイク販売店の書き入れ時だが、今年は様子がまったく異なっている。メーカーの設定価格から100万ドン(約4000円)値引きしても、売れ行きは思わしくないという。12日付カフェエフが報じた。
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ホーチミン市4区のホンダの正規代理店(HEAD)では、この1週間、毎日10~20台が売れている。1か月前よりは売れるようになったが、去年に比べればかなり低い水準だ。ヤマハ、SYM、スズキの販売店でも同様の状況で、通常月より15~20%しか売れ行きが伸びていない。去年の同時期に比べれば2~4割も減っている。
一方、ホーチミン市でHEADを6店舗経営するファッティエン社のホー・ミン・チー社長は、去年に比べ販売台数は10%増加したが、1台当たりの販売利益率は以前の4~5%から1~3%に落ち込んでいると語った。周辺省の販売店でも利益が減っているという。