ドイツから強制退去の一家、地元団体の支援で涙の再会

2012/02/14 08:05 JST配信

 昨年11月にドイツ政府から強制退去処分を受けてベトナムに帰国したグエン・ミン・トゥオンさん一家のドイツへの再入国が許可された。トゥオンさん一家は先月末、フランクフルト空港に到着し、唯一居住権が認められた長女ランさん(20歳)を含む出迎えた大勢の人に囲まれて再会の涙を流した。ベトインフォが報じた。

 トゥオンさん夫婦は19年前、祖国を離れてドイツに密入国し、その後はニーダーザクセン州ニーンブルクに住むようになった。夫婦は勤勉に働き、地元の教区では敬虔なキリスト教徒として人望が厚かったという。しかし、昨年11月、地元警察は19年前の密入国を理由に、一家に強制退去処分を下した。11月のある日の午前3時、当局は一家の強制退去を敢行。荷物を纏めさせて、ベトナムに帰るよう命じた。こうして一家は、唯一居住権が認められた長女を残しての帰国を余儀なくされた。

 長年ドイツに住んだ夫婦と、まだ幼い次女(9歳)と長男(6歳)を真冬の明け方に、家から追い出すという当局の強引な手段には、ドイツ国内から多くの批判が起こり、地元住民・教区、政治団体などが協力して、一家の居住権を認めるよう、司法省に働きかけた。これを受け、ドイツ当局は特例として一家の永住ビザ発行を在ベトナム・ドイツ大使館に指示し、今回の再入国が実現した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

新着ニュース一覧

 トー・ラム書記長 兼 国家主席は15日、ハノイ市の国家主席府で、国賓としてベトナムを訪問したタイのマ...
 「かっぱ寿司」などの飲食店の経営を手掛けるカッパ・クリエイト株式会社(神奈川県横浜市)は、グループ...
 地場不動産開発会社のサコムリアル不動産[SCR](TTCランド=TTC Land)は15
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方クアンガイ省には、かつてソビエト連邦(ソ連)から寄贈されたヤシ林がある。企業からヤシ林を...
 北中部地方タインホア省クアンビン村(xã Quảng Bình)の省道511号線沿いで9月9日午前8...
 米総合不動産サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサール(Jones Lang LaSalle=JLL)が発表した「2026...
 政府は9月11日、5~6歳児の幼児教育普及、義務教育、非識字解消に関する政令第353号/2026/ND-CPを公布...
 サイバーセキュリティおよび個人データ保護分野における行政違反処分に関する政令第330号/2026/ND-CP(8...
 ベトナム教育訓練省は2026年9月15日の報道機関向け記者会見で、2026~2027年度の全国の教科書供給状況...
 台湾の電子機器メーカーであるウィストロン(Wistron)は、ベトナム現地法人のウィストロン・インフォコ...
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、トー・ラム書記長 兼 国家主席
 レ・ミン・フン首相は14日、決定第1779号/QD-TTgに署名し、南部メコンデルタ地方ドンタップ省人民委員...
 ハノイ市人民委員会はこのほど、「ホン川(紅河)景観大通り」プロジェクトに向けたホン川都市区画の詳細...
 北中部地方ゲアン省ギアハイン村(xã Nghĩa Hành)のギアハイン幼稚園で、道路に飛び出し...
 ハノイ市に本社を置く電動車両スタートアップのAVESテクノロジー&グリーンエネルギー(AVES Technology...
トップページに戻る