今月2日、ウィルスセキュリティ国内大手のBKAV社が運営するウェブサイトがサイバー攻撃を受けた事件で、公安省ハイテク犯罪特捜局(C50)は、ハノイ市ホアンマイ区在住で、市内のネットセキュリティー会社に勤務する男を逮捕した。アンニントゥードーが報じた。
男は2日、BKAV社のウェブサイトに侵入、データを改竄し、サイト上に「hacked:) )」のメッセージを残した。当局とBKAV社はネット上に残されたログを解析し、サイバー攻撃を仕掛けたコンピューターを割り出すことに成功。当局は同容疑者宅の家宅捜査を行い、証拠品としてノートパソコン2台を押収した。同容疑者は既に犯行を認めているという。当局は現在、共犯者の捜査を進めている。