スプラッシュに異物混入、消費者がコカコーラ社を提訴

2012/03/19 11:13 JST配信

 コカコーラ・ベトナム社の生産した清涼飲料水に異物が混入していたのを発見した消費者がこのほど、同社を相手取って訴訟を起こした。15日付ラオドン紙(電子版)が報じた。

(C)Lao dong
(C)Lao dong

 ハノイ市在住のグエン・ティ・ビン・ミンさんは2011年10月5日に、同社の瓶入り清涼飲料水「スプラッシュ」(消費期限:2011年12月29日)を購入後、栓を抜いていない瓶の中にガラスの破片を含む異物があるのを発見した。そのため、法律事務所のユーミー社に問題の解決を依頼した。

 ユーミー社はコカコーラ社と4か月にわたって交渉を続けたが意見の一致をみなかったとして、2012年1月12日にハノイ市トゥーリエム郡人民裁判所に提訴、同裁判所は2月23日にこれを受理した。同社はコカコーラ社に対し、スプラッシュ1本分相当額の返金、同社の欠陥製品の検査に関する費用負担、異物混入の原因についての文書による明確な説明、ミンさんと消費者への謝罪広告の掲載を要求している。

[Lao dong online, 15.3.2012 | 15:24 (GMT + 7), O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市7区にあるロッテマート・スーパーで饅頭を購入した女性客が商品に虫が混入していたとして...
 中部ダナン市人民委員会は10日、コカコーラ・ベトナムの代表者らと会合を開き、同市での工場拡張になど...
 米コカコーラのムーター・ケント最高経営責任者(CEO)は4日、グエン・タン・ズン首相と会見した際、今...
 保健省食品衛生安全局のチャン・ダン局長は15日、コカコーラ・ベトナム社に同社の清涼飲料水「ファンタ...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る