東南部バリア・ブンタウ省労働傷病兵社会局は16日、同省コンダオ郡のファムバンドン公園建設に向けた土地収用作業中、外国人と見られる5体の遺体が埋葬されている集団墓地を発見したと発表した。トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同郡人民委員会によると、同地区にはかつて43人のフランス人が埋葬された「フランス人墓地」が存在した。埋葬されていた遺体は、関連当局と在ホーチミン・フランス総領事館の許可を得て、2005年にビンズオン省のライティエウ霊園に移した。今回発見された5体の遺体も同郡に在住したフランス人のものと見られている。
同郡人民委員会は現在、関連当局および在ホーチミン・フランス総領事館の指導を待っている段階で、指導があるまで発見された集団墓地を保存する方針を示している。