交通運輸省は17日、ホーチミン市~チュンルオン(メコンデルタ地方ティエンザン省)間高速道路の通行料の引き下げを承認した。通行料引き下げの対象車両は、積載量18t以上のトラックおよび40ftコンテナトレーラーで、現行の通行料(8000ドン(約30円))から25~30%引き下げる。18日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
同高速道路は今年2月末に通行料の徴収を開始。その後、利用者が大幅に減少した。これを受け、ホーチミン市運送協会とメコンデルタ地方アンザン省運送協会は、交通運輸省に対して、通行料の引き下げを提案し、同省がこれを認め、通行料の引き下げが決定した。同省は今後、具体的な料金引き下げ案を作成し、財政省に提出する予定。
なお、ハノイ市運送協会は道路補修基金の徴収開始を今年6月から来年1月に延期することを交通運輸省に提案していたが、同省はこれを却下した。