北中部タインホア省交通警察は、路上での暴走行為の取締りに漁網を導入し、更に効率化を図るべく、「漁網鉄砲」の開発に力を注いでいる。VNエクスプレスが報じた。
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この魚網を使用した取り締まりは、同省のブー・クオック・クオン警察官のアイデアで2011年末ごろから試験的に導入された。これにより導入を開始した2012年1月から3月までの3か月で、200台の違反バイクを押収するという華々しい成果を挙げたが、「漁網」で獲物を捕らえるようにバイクを取り締まる行為が反感を買い、また交通事故を誘発する恐れがあることから、2012年半ばより一時的に中止していた。だがその後、暴走行為が以前よりも盛んに行われるようになったため、魚網の再導入が検討されている。
現在、警察官は魚網の投げ方の訓練を受けて再導入に備えている。タインホア省は各関連機関と共同でピストルから網が飛び出す「魚網鉄砲」の開発を行っており、これが完成すれば、取締りに導入する方針。