ホーチミン市では、安全なヘルメットの着用率を向上させるため、品質の悪いヘルメットと交換で品質基準を満たすヘルメットを割安で販売する計画だ。VNエクスプレスが報じた。
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ホーチミン市交通安全委員会によると、ホーチミン市のヘルメット着用率は99%に達しているが、そのうち半数のヘルメットはプラスチック製やファッション重視で安全性の低いものだ。今後、交通警察は規定された品質に達していないヘルメットの使用をチェックし、品質基準を満たす「CR」マークのついていないヘルメットを厳しく取り締まっていく。また、市場管理局は4月から5月にかけて、ヘルメットの生産工場や販売店の立ち入り調査を実施する。
また、ホーチミン市交通安全委員会は、品質基準に達していないヘルメットと交換に、品質基準を満たしたヘルメットを市場価格の4割引きで交換販売するキャンペーンを実施する。このキャンペーンは5月11日から3段階に分けて3年間にわたり実施される予定。
※最終更新:2013年4月12日10:51JST