乳児9人死亡で韓国製ワクチン使用中止、保護者に不安広がる

2013/05/09 07:03 JST配信

 保健省は4日、この6か月間に韓国製の5種混合ワクチン「Quinvaxem」を接種した乳児9人が死亡したことを受けて、同ワクチンの使用中止を決定した。5種混合ワクチンは複数回の接種が必要なため、既に「Quinvaxem」を接種していて更に同じワクチンの接種が必要な場合、どうすればいいのかわからないと、保護者の間で不安が広がっている。7日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。

(C)Tuoitre, 韓国製ワクチンQuinvaxem
(C)Tuoitre, 韓国製ワクチンQuinvaxem

 ホーチミン市パスツール研究所のグエン・ゴック・アイン・トゥアン医師によると、「Quinvaxem」を既に1~2回接種している場合、今後の接種には2つの選択肢があるという。

 一つは、この問題に関する保健省の決定が出るまで接種を控えること。接種の間隔は数か月までなら問題ない(間隔に関する明確な規定はまだない)ので、決定が出るのを待っても大きな問題は生じないと思われる。

 もう一つは、予定していた接種時期に「Quinvaxem」の代替ワクチンを接種すること。現在2種類の代替品があり、価格はいずれも約60万ドン(約2860円)となっている。

 保健省は6日時点で、「Quinvaxem」に代わるワクチンの具体的な案をまだ示していないが、国内では毎年150万人の乳児が「Quinvaxem」の接種を受けており、使用中止の影響は大きい。

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