保健省はこのほど、子どもの予防接種の安全性を確保すべく、同省予防保健局に対し、関連機関と協力して、全国6省・市での予防接種活動を監視・検査する組織を設立するよう要請した。ベトナムプラスが報じた。
監視対象となるのは、北部、南部、中部、中部高原地方の6省・市で、予防接種施設やワクチンの保管状態などを検査する。各省・市の保健局は監視結果に基づき、予防接種実施状況に関する問題点の打開策を保健省に提出することが義務付けられる。
なお、保健省はこれに先立ち、過去6か月間に韓国製の5種混合ワクチン「Quinvaxem」を接種した乳児9人が死亡したことを受けて、この韓国製5種混合ワクチンの使用中止を決定した。