B型肝炎ワクチン接種死亡事故、看護師を逮捕

2014/04/04 11:10 JST配信

 北中部クアンチ省フオンホア総合病院で2013年7月20日、B型肝炎ワクチンを接種した3人の新生児が死亡した事故に関連して、同省警察は1日、同病院の女性看護師グエン・ティ・トゥアンを業務上の規則違反による過失致死の容疑で逮捕したと発表した。

(C)Thanh nien、B型肝炎ワクチン
(C)Thanh nien、B型肝炎ワクチン

 警察によると、トゥアン容疑者は新生児にワクチンではなく筋弛緩薬のエスメロン(Esmelon)を誤って注射して3人を死亡させたことを認める供述をし、警察は証拠を押さえているという。同省保健局は、筋弛緩薬を使用する際は人工呼吸器の準備が必要で、新生児に投与すれば死に至ると説明している。

 この事故では、トゥアン容疑者が薬の名称を確認するなどの注射業務の安全確認原則を守っていなかったことや、同病院が筋弛緩薬とワクチンを同じ薬品棚で保管していたことなどが判明している。

 この問題について1日に行われた国会常務委員会の質疑で、グエン・ティ・キム・ティエン保健相は、クアンチ省警察が看護師逮捕に至った経緯などを説明した。

[Thanh nien online,01/04/2014 20:05,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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