若き教師のベトナム縦断徒歩の旅、ホーチミンでついに終結

2014/09/26 15:40 JST配信

 ハノイ市からホーチミン市までの約1700kmの道のりを徒歩で縦断する、という長い旅を続けていた1987年生まれの教師ボー・マイン・トゥアンさんが22日、旅のゴール地点であるホーチミン市1区の統一会堂(旧南ベトナム大統領官邸)に到着した。

(C) kienthuc
(C) kienthuc
(C) kienthuc
(C) kienthuc

 トゥアンさんは、7月19日にハノイ市バーディン区のバーディン広場を出発してから2か月余り、がむしゃらに歩く日々を経て、ついに旅の終結を迎えた。1日の歩行距離は約30~40km。道すがら、ニュースなどで彼のことを知っていた多くの人々が声をかけてくれ、励ましてくれたという。2か月間体を壊すこともなく旅を続けられたのは、各地で世話をしてくれた人々のおかげだとトゥアンさんは言う。

 この旅の目的は、祖国の島や海を守るための基金に寄付をしてもらうことだった。漁業従事者の子どもたちが学校に通うことができ、親たちが安心して海の仕事にいそしめるようにすることを一心に願い、ただただ歩き続けた。彼は旅の途中、いくつもの困難に直面しながらも様々なことを経験し、祖国を守りたいという想いを多くの人々に伝え、そして自分の夢を実現して見せたのだ。

[Kien Thuc, 05:03 (GMT+7) 23/09/2014, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 気まぐれな天気にも、埃っぽい道路の渋滞にも、彼の意志は揺るがない。祖国の海や島を守るため、基金を...

新着ニュース一覧

 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)傘下の政策開発研究所が先般発表した...
 医療機関向けパッケージソフトウェアの製造・販売を手掛ける株式会社エクセル・クリエイツ(大阪府大阪...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区の国立展示建設センター(1 Do Duc Duc, quan Nam Tu Liem, TP. Ha Noi)で、...
トップページに戻る