10日に開催された南中部沿岸地方ダナン市人民評議会の第8期第15回会合で、チャン・バン・リン議員は、今年2月に死去した故グエン・バー・タイン中央内政委員長の功績を称えるべく、タイン氏の名を市内の橋や道路に命名することを提案した。
(C) vnexpress, タイン氏 |
リン議員は、タイン氏の名を冠した道路をダナン市内に設けるか、市内最長の橋として知られるトゥアンフオック(Thuan Phuoc)橋または同市のシンボルでもある旋回式可動橋(ハン川橋)を「グエンバータイン(Nguyen Ba Thanh)橋」に改名すべきだとしている。
同市人民評議会のチャン・ト議長は、道路に人物名を命名する場合、死後5年を経過してから命名するとの規定があるとした上で、同提案を検討し、次回の会合で報告するよう同市人民委員会に指導すると強調した。
タイン氏は1996年から2012年にかけてダナン市人民委員会主席、ダナン市人民評議会議長、ダナン市共産党委員会書記、ダナン市選出国会議員団団長を歴任し、2012年12月に中央内政委員長に就任。ダナン市では多数の政策を実行し、当時まだ貧しかった同市の発展と市民の生活の質向上に大きく貢献した。今年2月に骨髄異形成症候群(MDS)のため62歳で死去した。