イマドキ結婚式、ご祝儀は口座振込

2018/01/26 06:58 JST配信

 最近の結婚式のご祝儀は、従来のようにご祝儀袋に入れて披露宴会場で受付に渡す形式から、なんと「口座振込」に変わりつつあるという。

 ホーチミン市3区の会社員アインさん(女性・27歳)は、ハノイ市で執り行われた友人の結婚式に出席できない代わりに、ご祝儀を友人の口座に振り込んだ。今月に入ってすでに2回、ご祝儀を口座に振り込んだという。アインさんはご祝儀を口座振込にするわけをこう話す。「これまでは式に出席する別の友人にご祝儀袋を託していましたが、口座振込の方が早いですし実用的です。挙式の費用の足しにしてもらえればと思って、式の1週間前に口座に振り込むようにしています」。

 ハノイ市カウザイ区の会社員チャンさん(女性・29歳)もまた、2か月ほど前にご祝儀を口座振込したばかりだ。「親しい友人なら形式にこだわらなくてもお互いに分かり合えると思います。口座振込ならご祝儀を結婚式の買い物に使うのも簡単ですし」と口座振込に肯定的だ。

 一方で、メコンデルタ地方ベンチェ省のチーさん(男性・29歳男性)は口座振込に否定的だ。「ご祝儀の口座振込は、誰もが銀行口座を持っていて、携帯電話やパソコンから振込ができるような都市部に住む若い世代には向いているかもしれませんが、私たちのように農家や市場で商売をしている人にはご祝儀袋の方がしっくりきますね」とチーさん。

 また、ホアイさん(男性・25歳)が住む紅河デルタ地方ハイズオン省トゥーキー郡では、結婚式後に新郎新婦の両親がご祝儀袋を開けて誰から幾ら貰ったかを記録する。これは結婚式の参列者やその関係者がこの先結婚した際のご祝儀額の参考にするためだそうで、口座振込では両家の両親がご祝儀の詳細を把握しにくくなってしまうという。

 ハノイ市で大学の講師をするアインさんは、結婚式に参列できなかった時に新郎新婦に口座情報を教えてもらいご祝儀を振り込んだことがある。遠方で参列できない場合やご祝儀袋を託す人がいない場合には口座振込も決して問題ではないと考えている。

 またアインさんは、ご祝儀の代わりにプレゼントを新郎新婦に送る人もいるが、プレゼントは新郎新婦の趣味に合わないこともあるほか、結婚式前後は何かと入用になるのでお金を贈る方が実用的だと話す。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 2018年のテト(旧正月)、若い世代でアプリを使った「お年玉」が人気を博した。地場総合インターネットメ...
 妻にしたい女性のお尻を叩く、女性から男性に求婚する、結婚式を2回行うなど、一部の地方では今でも伝...
 ここ2年ほど、ベトナムの新郎新婦の間で、披露宴の出席者の指紋を押した「寄せ書き」を作るのが流行し...
 ホーチミン市のトゥードゥック区やビンチャイン郡などにある工業団地や輸出加工区の周辺地区では、結婚...
 最近、富裕層の間で豪華なウェディングカーを使用した結婚式が流行している。お金に余裕のない庶民は、...
 南中部地方ビントアン省では、最近結婚式のご祝儀に債券を使用する人が多く結婚式を挙げる当事者は「困...

新着ニュース一覧

 ベトナム郵便総公社(ベトナムポスト=Vietnam Post)は21日、西北部地方ディエンビエン省ムオンアン村(x...
 英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)が発表した「ワールド・エアライン・アワー...
 ベトナム共産党政治局は、北中部地方クアンチ省における幹部人事決定を発表した。東北部地方タイグエン...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 店主の一家が次々とこの世を去った後、フン・リンさん(女性)とゴック・リエンさん(女性)は、市場の路地...
 第20回アジア競技大会(ASIAD 2026)の空手・女子形団体の決勝が22日に行われ、ベトナム代表がイラン代表...
 紅河デルタ地方フンイエン省キエンスオン村(xã Kiến Xương)在住の自営業ファム・...
 米インターコンチネンタル取引所(ICE)傘下のニューヨーク証券取引所(NYSE)で21日、マルコ・ルビオ米国...
 南中部地方カインホア省の公道で危険な姿勢によるバイク運転や不適切な走行を繰り返し、その動画をソー...
 国際エネルギー機関(IEA)が発表した「グローバルEVアウトルック2026(Global EV Outlook 2026)」による...
 三菱UFJ銀行が出資する元国営4大銀行のヴィエティンバンク[CTG](Vietinba
 南中部地方ラムドン省ムイネー街区(phường Mũi Né、旧ビントゥアン省ファンティ...
 米系経済誌フォーブス・ベトナム(Forbes Vietnam)はこのほど、「ベトナム優良上場企業トップ50」の2026...
 内務省は、2026年のベトナム文化の日に伴う休日について、11月24日(火)の1日のみを休日とする調整案を...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)と同社
 オックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)が発表した「世界都市指数2026(Global Cities Index...
トップページに戻る