国連総会は7日、2019年末に任期を終える安全保障理事会の非常任理事国の後任としてベトナムなど5か国を投票により選出した。任期は2020年1月から2年間。
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ベトナムは193票中192票の支持を得て選出された。ベトナムは2008-2009年任期に初めて非常任理事国に選出され、今回が12年ぶり2回目となる。
今回、東欧枠からはエストニアが、中南米枠からはセントビンセント・グレナディーンがそれぞれ初めて選出された。アジア太平洋枠からはベトナム、アフリカ枠からはニジェールとチュニジアが選ばれた。
東欧枠と中南米枠は他の候補とそれぞれ枠を争ったが、アジア太平洋枠とアフリカ枠は既に候補として選ばれていたため、対立候補はいなかった。
15か国で構成される安保理のうち10か国が拒否権を持たない非常任理事国となり、このうち半数にあたる5か国が総会の選挙で毎年入れ替わる。
2019年末で任期を終えるのは、赤道ギニア、コートジボワール、クウェート、ポーランド、ペルーの5か国。