韓国企業によるベトナムへの活発な投資などの影響で、ベトナム在住の韓国人が17万人を超えたことが明らかになった。
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韓国外交省の調査によると、海外に居住している韓国人は2018年末時点で計180カ国・地域の749万3587人に達する。これは2016年末に比べ+0.85%(+6万2899人)増えた数値だ。韓国外交省は在外公館が収集した現地の資料を集計し、海外に住む韓国人の数を2年ごとに発表している。
ベトナム在住の韓国人は17万2684人で2016年に比べ+38.7%(+4万8226人)増えた。これは在米国(254万6952人)、在中国(246万1386人)、在日本(82万4977人)、在カナダ(24万1750人)、在ウズベキスタン(17万7270人)に続く多さとなる。在中国の韓国人は2016年末に比べ▲3.4%(▲8万6640人)減少しており、中国からベトナムへの工場移転などの影響を垣間見ることができる。
このほか地域別では328万6363人の北東アジアがもっとも多く、これに北米(278万8732人)、欧州(68万7059人)、南アジア(北東以外のアジア)・太平洋(59万2441人)、中南米(10万3617人)、中東(2万4498人)、アフリカ(1万877人)が続いた。