生活ごみ処理手数料、定額制から重量制に 環境保護法改正草案

2020/06/15 15:48 JST配信

 チャン・ホン・ハー資源環境相は11日の国会で、資源環境省が国会に上程した環境保護法改正草案について説明した。

イメージ写真
イメージ写真

 草案によると、世帯の生活ごみ収集処理手数料の徴収について、現在の定額制を終了し、ごみの重さに応じて料金を徴収する重量制に切り替える。ごみが多いほど料金が高くなることで、国民に生活ごみの排出を抑制させることが狙いだ。

 また、ごみ分別を促進するための強制的な規定も新たに盛り込まれる。例として、個人や世帯は専用ごみ袋を購入して分別を行う義務があり、ごみ回収業者は未分別のごみの回収を拒否する権利があるとする規定などが挙げられる。

 生活ごみは、◇リサイクル可能な固形廃棄物、◇食品廃棄物、◇粗大ごみ、◇その他の4種類に分別される。規定に従い分別されたリサイクル可能な固形廃棄物については、収集処理手数料が免除される。

[Thanh Nien 14:40 11/06/2020, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 国会は17日、改正環境保護法を91.9%の賛成多数で可決した。16章171条から成り、2022年1月1日に施行さ...
 ホーチミン市資源環境局はこのほど、今年8月末と10月初めに廃棄物発電所2か所が着工することを明らかに...
 南中部沿岸地方ダナン市や北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市のごみ処理場は既に処理能力を超え、...
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、家庭ごみの分別を規定する決定を公布した。それによると、環境分野...

新着ニュース一覧

 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
 日本の警察庁組織犯罪対策部はこのほど、令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した...
 北中部地方クアンチ省チエウフォン郡チエウタイン村で4月28日、南部解放・南北統一50周年(1975年4月30...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 1975年4月30日、特殊部隊の兵士だったファム・ズイ・ドー上尉(男性・75歳)は、南ベトナム大統領官邸(現...
 ホーチミン市交通公共事業局傘下の公共交通管理センターは4月28日、ホーチミン市1区サイゴンバスターミ...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、5月5日(
 4月は、ドナルド・トランプ米大統領が、世界各国からの輸入品に対し「相互関税」を課すと発表しました...
 VIETJOベトナムニュースが4月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:200年の...
 今から50年前の1975年4月30日、サイゴンの南ベトナム大統領官邸(現在のホーチミン市の「統一会堂」)の...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるベトナム軍事歴史博物館は、4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデ...
 世界銀行(WB)は先般発表した最新レポートの中で、ベトナムの2025年における国内総生産(GDP)成長率予想...
 石破茂内閣総理大臣は28日午後、ファム・ミン・チン首相とともに、日越企業が会するハイテク・グリーン...
 ベトナム共産党政治局は、国会民族評議会議長のイー・タイン・ハー・ニエ・クダム氏を、南中部高原地方...
 「第4回ベトナム書籍・読書文化の日」開幕に合わせて25日、ホーチミン市ビンタン区にブックストリート...
 ベトナムを訪問している石破茂内閣総理大臣とルオン・クオン国家主席は現地時間28日午前11時20分から約...
トップページに戻る