ハノイ市ノイバイ国際空港は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策が評価され、国際空港評議会(ACI)から感染症・衛生対策に関する認証「エアポート・ヘルス・アクレディテーション(Airport Health Accreditation=AHA)」を取得した。
(C) vnexpress |
この認証は11月24日から12か月間有効。評価項目は、◇清掃と消毒の手順、◇ソーシャルディスタンス対策、◇職員の健康保護プログラム、◇搭乗客とのコミュニケーション対策、◇搭乗客向けの装備など。
新型コロナの発生後、ノイバイ国際空港では定期的な清掃・消毒や検温サーモカメラの設置、自動チェックイン機の導入、ウイルスの拡散を抑制する空調機の使用、旅客ターミナルのボーディングゲートとチェックインカウンターへの仕切りの設置など、様々な対策を講じてきた。
なお、ベトナムではホーチミン市タンソンニャット国際空港と南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港もAHA認証を申請しており、審査中となっている。
現在、世界の118空港がAHA認証を取得しており、51空港が審査手続き中。アジア太平洋地域では、シンガポール・チャンギ国際空港、香港国際空港、カンボジアのシェムリアップ国際空港などが認証を取得している。