米国でアジア系へのヘイトクライム急増 83歳の越僑も暴行被害

2021/03/24 13:45 JST配信

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発生して以降、米国ではアジア系の人々に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が急増している。ベトナム系米国人のN・Pさん(男性・83歳)も先日、カリフォルニア州サンフランシスコ市の路上で暴行被害を受けた。

(C) vnexpress
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 Pさんは17日朝、買い物をしている際に突然見知らぬ男から暴行を受け、打撲傷や鼻の骨折を負い、首の骨にもひびが入るなど重傷を負った。

 ヘイトクライムの被害に遭ったPさんを支援すべく、クラウドファンディングプラットフォーム「ゴーファンドミー(GoFundMe)」で募金が行われ、目標の5倍に相当する11万7000USD(約1280万円)の寄付金が集まった。

 なお、Pさんに暴行を加えた男はスティーブン・ジェンキンス容疑者(39歳)だったことが確認された。同容疑者はPさんを襲った後の同日午前にも、アジア系のX・Z・Xさん(女性・75歳)の顔を殴るなど暴行を働いたが、Xさんは手に持っていた棒で反撃して容疑者を撃退。現場近くで作業していた警備員が騒ぎに気づいて容疑者を取り押さえ、警察に身柄を引き渡した。

[VnExpress 15:44 20/3/2021 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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