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　保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する10日午前の発表によると、9省・市で市中感染者78人が新たに確認された。

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　また、海外からの入国者2人の感染も確認された。

　10日午前の時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は3412人となっている。

　新規の市中感染者の内訳は、◇北部紅河デルタ地方バクニン省：27人、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省：19人、◇南中部沿岸地方ダナン市：13人、◇ハノイ市：9人、◇東北部地方バクザン省：5人、◇西北部地方ホアビン省：2人、◇南中部高原地方ダクラク省：1人、◇西北部地方ディエンビエン省：1人、◇東北部地方ランソン省：1人。

　市中感染の拡大を受けて、ホアビン省ホアビン市では10日午前0時から、首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用している。

　また、ダナン市で8日に感染が確認された男性(25歳)が、4月30日から5月4日にかけてホーチミン市を観光で訪れていたことがわかった。男性はホーチミン市滞在中にグエンフエ(Nguyen Hue)通り歩行者天国やカラオケ、カフェ、飲食店、映画館など多数の場所に立ち寄っていたという。これを受けて、同市当局は警戒を強めている。

　4月27日以降に確認された市中感染は26省・市の計411人。内訳は、◇ハノイ市：120人、◇バクニン省：85人、◇ビンフック省：52人、◇ダナン市：48人、◇バクザン省：37人、◇北部紅河デルタ地方ハナム省：16人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省：13人、◇北部紅河デルタ地方タイビン省：6人、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省：4人、◇ランソン省：4人、◇ホアビン省：4人、◇南中部沿岸地方クアンナム省：3人、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省：3人、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省：2人、◇ディエンビエン省：2人、◇ダクラク省：2人、◇西北部地方イエンバイ省：1人、◇ホーチミン市：1人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省：1人、◇東南部地方ドンナイ省：1人、◇北中部地方タインホア省：1人、◇北中部地方ゲアン省：1人、◇東北部地方フート省：1人、◇東北部地方クアンニン省：1人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市：1人、◇北中部地方クアンチ省：1人。

　新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、3月8日から5月9日午後4時までに計85万1513人が接種した。