ファイザー製ワクチン、第1弾の10万回分が7日にベトナム到着

2021/07/07 06:31 JST配信

 米ファイザー(Pfizer)製の新型コロナウイルスワクチン10万回分が7日にハノイ市ノイバイ国際空港に到着する。ワクチンは中央衛生疫学研究所(ハノイ市)で保管される見通し。

(C) vietnamnet
(C) vietnamnet

 これはファイザーが年末までにベトナムに供給するワクチン3100万回分のうちの第1弾。残りは、300万回分が7~9月に、2800万回分が10~12月に、それぞれ受領する予定となっている。

 保健省はこれに先立つ6月12日、ファイザー製ワクチンの緊急使用を許可した。

 ベトナムは既に複数の供給源から計1億0500万回分のワクチン調達について交渉をまとめている。保健省はさらに4500万回分の調達に向けて引き続き交渉を進めており、計1億5000万回分のワクチンを使用することで、全国人口の70%が集団免疫を獲得することを目指す。

 ベトナムはこれまでに複数の供給源から計550万回分のワクチンを受領。このうち、250万回分(英アストラゼネカ=AstraZeneca)は、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組み「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」から調達したもので、200万回分(アストラゼネカ)は日本政府からの供与、50万回分(中国シノファーム=Sinopharm)は中国政府からの供与となっている。

 ベトナムは5日午前の時点で既にワクチン389万回分を投与しており、このうち2回の接種を受けた人数は22万3000人となっている。

 

[Vietnamnet 17:03 05/07/2021 / Zing 16:57 5/7/2021 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 米ファイザー(Pfizer)と独バイオンテック(BioNTech)が共同開発する新型コロナウイルスワクチン「コミナ...

新着ニュース一覧

 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役として...
 ファム・ミン・チン首相は21日、国際金融センター(IFC)の設立を発表した。この設立は、世界の資本や技...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプ...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上...
 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
トップページに戻る