東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(AMMR)に出席するため16日と17日の両日にカンボジアの首都プノンペンを訪問していたブイ・タイン・ソン外相が、同国で受けた新型コロナウイルス検査で陽性の結果が出たという。
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これは、17日午後に開かれた外務省の定例記者会見で同省のレ・ティ・トゥー・ハン報道官が明らかにしたもの。
ハン報道官は、「ソン外相を含むベトナム代表団はカンボジア滞在中、同国の新型コロナ対策を厳守していた」と述べた。
ソン外相は会議後に帰国してベトナム国内で隔離措置を受けており、容態は安定している。
ASEAN外相会議では、2022年におけるASEANの優先事項と協力の方向性に焦点を当てて議論が行われた。外相らはこの席で、コミュニティ構築、2025年までのASEAN共同体のビジョンにおける残りの行動計画の実施の加速、新型コロナ対応と経済回復、南シナ海やミャンマーなど多くの国際的および地域的問題について話し合った。