東南部地方ドンナイ省人民検察院はこのほど、同検察院で監査長官として働くN・H・C氏が自身の職場で女性に性行為を強要したと告発された件について、調査結果を発表した。
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強姦被害を告発したN・T・T・Lさん(同省在住)によると、2020年5月28日午後2時頃にC氏の事務室を訪ねた際に強姦された。
告発を受けた検察院は、2022年6月29日に調査結果を発表し、C氏が事務室内で性行為に及んだ十分な証拠が揃ったと明らかにした。ただし、それが強姦だったかを裏付ける十分な証拠はなかったと結論付けた。
Lさんは労働新聞の記者に対し、「今回の調査結果には満足していない。確かにC氏に強姦された」と反論している。Lさんによると、土地を巡る紛争を解決してもらおうと、資料を持って知人に紹介されたC氏のもとを訪ねたが、事務室に入って10~15分程話した後、強姦被害に遭ったという。
なお、同省検察院長は、倫理に反する行為があったとして、C氏を職務停止処分とした。