ホーチミン:築50年超の集合住宅4階に鎮座する寺

2023/02/09 03:53 ICT配信

 ホーチミン市5区フンブオン通り100番地の集合住宅「フンブオン(Hung Vuong)」は、4階に黄色にペイントされたトゥードゥック(慈徳)寺があることで知られている。集合住宅は1970年に着工され、2年後から入居が始まった。半世紀が過ぎた今も多くの人が暮らしている。

イメージ写真
イメージ写真

 トゥードゥック寺管理委員会の委員であるブオン・ビー・バンさんによると、集合住宅の投資主が入居者が少ないことを心配し、バンさんの祖父ティック・フオック・クアン和尚に寺の入居を頼んだという。寺が入居すれば、信徒も住宅を購入することが見込めるからだ。

 こうして4階のフロア全体(10戸分)約700m2に寺が建設された。本堂には10体の仏像が設置され、炊事場や遺灰を納める部屋も作られた。住宅の入居者は、当初は華僑の仏教徒が多かったが、やがてベトナム人も暮らすようになった。

 半世紀が過ぎて、寺の壁は遺灰壺で埋め尽くされている。管理委員のバンさんは「この寺は正しくは遺灰寺と呼ぶべきかも。本堂以外の場所は、1万個以上の遺灰壺の置き場になっているのだから。私の両親や祖父母の遺灰もここにある」と話した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

新着ニュース一覧

 ベトナム財政省が3日に発表した経済動向報告によると、2026年1~9月期の国内総生産(GDP)成長率は前年同...
 政府は、2026年のベトナム文化の日と2027年のテト(旧正月)・建国記念日に伴う休暇に関する内務省の提案...
 1日午前0時、南部メコンデルタ地方と東南部地方を結ぶ全長約58kmのベンルック~ロンタイン間高速道路が...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 医師のレ・タイン・ドーさん(男性・81歳)は、過去21年間にわたり、集合住宅にある自宅を工房に改装し、...
 北中部地方フエ市トゥアンホア街区(phường Thuận Hóa、旧トゥアンホア区)のグエ...
 ハノイ市バーディン街区(phường Ba Đình、旧バーディン区)ホアンジエウ(Hoà...
 大手競売会社サザビーズ(Sotheby’s)がこのほど香港で開催したオークションで、ベトナムの巨匠ブー・カ...
 政府は、ガソリン・石油製品やその生産原料に対する税優遇措置の適用期間を12月31日まで3か月間延長す...
 ベトナム電力グループ(EVN)傘下の第2電力プロジェクト管理委員会(EVNPMB2)が管理する第1クアンチャック...
 韓国のHS暁星(ヒョースン)グループ(HS Hyosung Group)傘下で産業素材事業を手掛けるHS暁星先端素材(HS ...
 デンマークのジュエリーブランド大手「パンドラ(Pandora)」は1日、ホーチミン市(旧ビンズオン省)の第3...
 英コンサルティング会社エーオン(AON)が発表した東南アジアの昇給・離職率に関する調査によると、ベト...
 10月に施行される新規定をまとめて紹介する。 1. 都市開発における地方自治体への権限委譲  
 英国のタイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Ti...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、国際空港評議会(ACI)による「空港カーボン認証(Airport Carbon Accredi...
トップページに戻る