ホーチミン市ホックモン郡総合病院に12日午前10時半ごろ、火傷や骨折、脳出血など重傷を負った1歳の男児が救急搬送された。男児は応急処置を受けた後、市内の第2小児病院に転送され、引き続き集中治療を受けている。
(C) dantri |
C君は両親と共に同郡トイタムトン村(xa Thoi Tam Thon)の貸し部屋に住んでいる。両親は同日午前、C君を男児のおばに預けた後、どこかへ出かけて行った。C君は右腕を骨折しており、顔面には大きい火傷痕があり、さらに身体のあちこちにも多くの小さい火傷痕があった。
火傷は、熱湯をかけられたり、タバコの火を押し付けられたりしてできたものとみられる。おばはC君が暴行を受けたのではないかと疑い、病院に救急搬送すると共に、警察に通報した。警察は両親の行方を追うなどして捜査を進めている。
家族によると、両親は以前C君を孤児院に入れていたが、寄付金が受け取れると聞き、両親は1か月ほど前にC君を孤児院から引き取ったという。