ホーチミン市では5月22日ごろから学校が夏休みに入った。子供が家にいるとテレビや携帯電話にかじりつくだけになるのを心配して、多くの保護者が安全で質が高く手頃な料金の寄宿付きサマーキャンプを探し回る。
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こうしたニーズに応えるため、市内の多くの児童館が子供向けの寄宿付きサマーキャンプを開催する。ホーチミン市児童館は、6~11歳の生徒を対象とした1か月寄宿の夏期コースを数回開催する。最初のコースの開講日は6月4日で、授業料は1コース当たり約500万VND(約2万9600円)となっている。
同児童館のハー・タイ・サウ副館長によると生徒は月曜日から金曜日までバスケットボールや卓球、武術などを学ぶほか、毎週2回英語のネイティブスピーカーとおしゃべりする時間もある。同児童館が受け入れるのは毎年300人で、現在登録数がほぼ定員に近いという。
市内では区や郡の児童館でも寄宿付きサマーキャンプを開催する。同市直属トゥードゥック市の児童館は、6月1日~8月15日まで1週間寄宿のコースを開き、声楽やピアノ、モダンダンス、バスケットボール、水泳、ロボット組立、武術など様々な科目を揃えている。1コースは月曜日から土曜日までで、授業料は185万VND(約1万0900円)。