労働傷病兵社会省はこのほど、労働者海外派遣企業4社に対し、契約によるベトナム人労働者海外派遣サービスの事業許可を取り消す決定を出した。許可を取り消されたのは、◇ドンドー・インターナショナル・エデュケーション(Dong Do International Education、ハノイ市)、◇ビナコネックス・サイゴン(Vinaconex Saigon、ホーチミン市)、◇ホアンザーロン・インターナショナル(Hoang Gia Long International、ハノイ市)、◇南部河川道路[SWC](Sowatco、ホーチミン市)の4社。
(C) vneconomy |
4社はいずれも、契約による海外派遣ベトナム人労働者法(海外派遣法)が規定した保証金やスタッフの人数、施設、ウェブサイトに関する条件を満たしていなかった。事業許可が取り消された後も、4社は海外派遣法に従ってすでに派遣した労働者に対する義務と責任を果たさなければならない。
4社は以下の活動やサービスを行うことが禁止される。◇海外派遣に関する契約や合意の締結・履行、◇海外の労働市場の調査・開拓、◇海外での雇用機会に関する情報提供・広告・コンサルティング、◇労働者の採用や準備行為、◇海外派遣前の労働者に対する技能訓練・語学教育・オリエンテーションなど。
労働傷病兵社会省は2022年に調査を実施し、労働者海外派遣企業62社を処罰し、4社の事業許可を取り消した。