ホーチミン市直轄トゥードゥック市アンフー街区にあるマンション「パーム・ハイツ(Palm Heights)」で9月29日夜に行われた中秋節パーティーで、集団食中毒が発生して女児1人が死亡した。食中毒の原因は、サルモネラ菌だったことが確認されている。
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パーティーには、マンションの住民やスタッフ、その子供ら合わせて約200人(大人約50人、子供約150人)が参加。今回の集団食中毒では約50人が入院し、6歳の女児が死亡した。同省保健局によると、参加者らはパーティー後、腹痛や吐き気、下痢、発熱などの症状を訴えていた。被害に遭った人々は市内の複数病院で治療を受けた。
参加者の便からサンプルを採取して専門機関で検査を行った結果、サルモネラ菌が検出された。パーティーで配られたシュークリームがサルモネラ菌に汚染されていたとみられている。このシュークリームは、市内の老舗店「ジブラル(Givral)」が製造したもの。
管轄当局は現在、パーティーで残ったシュークリームと、同店舗の工場からシュークリームと原材料のサンプルを採取して検査を行っている。