米国のベトナム人留学生数、コロナ禍を経て3年ぶり増加 出身国別では5位

2023/11/16 15:59 JST配信

 米国への留学生数に関する調査を実施しているIIE(米国国際教育研究所)が13日に発表した最新レポート「オープン・ドアーズ2023(Open Doors 2023)」によると、ベトナムからの留学生数がコロナ禍を挟んで3年ぶりに増加に転じた。出身国別の留学生数では前年度と同じ5位をキープしている。

(C)thanhnien
(C)thanhnien

 レポートによると、2022~2023年度における米国への留学生は、世界210か国・地域から集まった105万7188人で、前年度から+11.5%増加した。このうち、ベトナム人学生数は全体の2.1%を占める2万1900人で、前年度から1200人近く増加した。

 ベトナムからの留学生は、コロナ禍以前に18年連続で増加していたが、新型コロナの影響が広がり始めた2018~2019年度から減少に転じており、今回は3年ぶりの増加となった。統計によると、ベトナム人留学生の半数近くが、STEM(科学、技術、工学、数学)分野を学ぶことに最も関心を持っているという。

 なお、出身国・地域別での留学生数1位は、中国の28万9526人で、全体の約27%を占めた。以下、◇2位インド:26万8923人、◇3位韓国:4万3847人、◇4位カナダ:2万7876人と続いている。

[Thanh Nien 15:35 14/11/2023 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 米国への留学生数に関する調査を実施しているIIE(米国国際教育研究所)が14日に発表した最新レポート「
 米国への留学生数に関する調査を実施しているIIE(米国国際教育研究所)が発表した「オープン・ドアーズ
 米国への留学生数に関する調査を実施しているIIE(米国国際教育研究所)が発表した「

新着ニュース一覧

 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)傘下の政策開発研究所が先般発表した...
 医療機関向けパッケージソフトウェアの製造・販売を手掛ける株式会社エクセル・クリエイツ(大阪府大阪...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区の国立展示建設センター(1 Do Duc Duc, quan Nam Tu Liem, TP. Ha Noi)で、...
トップページに戻る