- 戦争傷病者・烈士記念日77周年
- 20万柱近くの戦死者の遺骨が未収集
- 身元不明の遺骨も30万柱近く
労働傷病兵社会省は23日、戦争傷病者・烈士記念日77周年(1947年7月27日~2024年7月27日)を記念して、革命功労者への感謝を表す会議を開催した。会議では、戦死者と遺族のDNA情報を収集・保管するDNAバンクの発足が発表された。
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ダオ・ゴック・ズン労働傷病兵社会相によると、20万柱近くの戦死者の遺骨がまだ収集されておらず、身元不明の遺骨が30万柱近くある。DNAバンクは、遺骨の身元特定に寄与することが期待されている。
DNA鑑定法はこれまでに、戦死者の遺骨サンプル1万件近くと遺族の生体サンプル3000件余りを対象に行われ、1000柱余りの遺骨の身元が判明している。ズン氏は、特定できていない戦死者と遺族のDNAサンプルを採取してDNAバンクに保管することは、遺骨の身元を特定するための最適な準備になると述べた。
会議には全国から革命功労者400人余りが参加した。参加者には、英雄の母や人民軍の英雄、ベトナム戦争時の負傷兵、バナ族やチャム族など少数民族の代表などが含まれる。