苦しみ乗り越え女性に、新たな外見とともに手に入れた幸せな人生

2020/10/18 05:41 JST配信

 アインさんは、新たな外見に生まれ変わって幸せに生きていると語る。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の個人ページにはいつも、美しい外見や幸せな生活の写真を投稿している。

(C) zingnews
(C) zingnews
(C) zingnews
(C) zingnews
(C) zingnews
(C) zingnews
(C) zingnews
(C) zingnews

 外見が生まれ変わったことで、アインさんの人生と恋愛はより華やかなものになった。アインさんは今、知り合って9か月の男性と交際している。

 「恋人になってから、自分がトランスジェンダーだということを彼に伝えました。最初は彼も悲しんでいましたが、共感してくれて、より私のことを愛してくれるようになり、私自身も彼の愛情と誠実さを感じました。2人の将来についても考えています」とアインさんは語る。

 アインさん自身も、2人の最大の障壁は家族だとわかっている。特に彼は親族から大きな期待がかかっており、子供を産めない女性との結婚は難しい状況にある。アインさんは何度もこのことについて彼に話してきたが、そのたびに彼は「何があっても僕は君から離れないよ」とアインさんをなだめた。

 アインさんは、彼の母親に1度だけ会ったことがあるが、彼の母親はアインさんがトランスジェンダーであることには気づかなかった。アインさんはいつか本当のことを話すつもりでいるが、まだ一歩を踏み出せないでいる。

 「私と彼もお互いに、もう少し時間が経ったら、と話しています。もし彼の家族に強く反対されたら、私は受け入れるつもりです。でも彼は、あきらめずに2人で頑張ろうと言ってくれています」。

 過去を振り返って、アインさんは自分の決断を後悔したことは一度もないという。今、アインさんは金融関係の仕事に就いており、成功した女性になるという夢を抱いている。そして、トランスジェンダーのミスコンに出場するため、ダイエットもするつもりなのだと明かした。

前へ   1   2   3   次へ
[Zing news 07:36 10/10/2020, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 16日19時40分、体重2.3kgの元気な女の赤ちゃんが産声を上げた。赤ちゃんの名前はダン・ゴック・ティエ...
 ハノイ市に暮らすホアン・リン(本名:ドアン・フオン・ラン)さんは、幼い頃から自分は男の子だと意識し...
 タイのパタヤで9日、MTF(Male to Female=身体的には男性であるが性自認が女性)のミスコンテスト「ミス...
 ホーチミン市でフリーのモデルとして活動するホアイ・サーさんの美しい容姿に優雅な仕草、腰まである長...
 北中部地方タインホア省ビンソン町のビンソン市場で2日に執り行われた、性転換をした花嫁の結婚式の模...
 タイ・ハーさん(本名ドー・ミン・ティエン、1993年生まれ)は幼いころからスカートを履いたり女の子のよ...
 国会は24日、80.77%の賛成多数で改正民事法を可決し、国として性転換を公認することになった。2017年1...
 性転換手術を受けた後、東南部ビンフオック省チョンタイン郡人民委員会から戸籍上で性別の変更を認めら...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る