イギリス・ロンドンで行われたウィンブルドン選手権ジュニアの男子ダブルス決勝で、ベトナムのリー・ホアン・ナムとインドのスミット・ナガルのペアが日本のサンティラン晶と米国のライリー・オペルカのペアを7-6、6-4で下して優勝した。ベトナム人男子のウィンブルドン・ジュニア制覇は史上初。
(C) vnexpress, リー・ホアン・ナム(左)とスミット・ナガル(右)のペア |
リー・ホアン・ナムは来年19歳となるため、ジュニアトーナメントに出場できるのは今年が最後。来年からは正式にプロの世界に足を踏み入れることになるが、グランドスラムのジュニア部門で初優勝を成し遂げたことにより、大きな自信に繋がった。
リー・ホアン・ナムとスミット・ナガルのペアは、今回のウィンブルドン・ジュニア制覇により、来年のウィンブルドン選手権への出場権を獲得した。グランドスラムにベトナム人選手が出場するのは、もちろん同選手が史上初となる。
同選手は今年行われたジュニアの国際大会で数々の好成績を収めており、国際テニス連盟(ITF)によるジュニアランキングでは現在、13位に就けている。