AFC U-23選手権2020予選の東地区グループKの試合が3月22日にハノイ市ミーディン国立競技場(My Dinh National Stadium)で開幕する。同予選は、2020年の東京オリンピック1次予選に相当するもの。ベトナムはグループKの開催国を務めており、同予選でタイ、インドネシア、ブルネイと対戦する。
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同予選には、アジア43か国・地域のU-23代表チームが出場。出場チームは地区毎に11のグループに分かれて1回総当たり戦を行い、この結果で各組1位と2位のうち成績上位の4チームが来年1月にタイで開催される本大会出場の権利を得る。※本大会開催国のタイが予選通過条件を満たした場合は、各組2位の中から1チームを追加。
韓国人指揮官のパク・ハンソ(Park Hang-seo)監督率いるU-23ベトナム代表は、中国で開催された前回大会で、アジアサッカー連盟(AFC)主催大会としては史上初となる決勝進出を果たし、大雪の中で行われた決勝では強豪ウズベキスタンをあと一歩のところまで追いつめた。若きベトナム代表の躍進に国民が熱狂したのは記憶に新しい。現U-23ベトナム代表にも当時のメンバーが多数残っており、前回大会の再現が期待されるが、まずは地元開催の予選突破を果たさなければならない。
予選で激突するタイとインドネシアは、東南アジアでしのぎを削ってきたライバルであり、実力は拮抗している。ベトナムは、まず22日の初戦で格下ブルネイから勝ち点3を奪って勢いをつけ、続く2戦目インドネシア(24日)、3戦目タイ(26日)にいい形で繋げていきたいところだ。