南中部カインホア省ニャチャン市のビンパールランドで1月31日、ベトナムで最大の水族館がオープンした。同水族館は2階建てで面積約1700平米、総額650億ドン(約4億3000万円)を投じて建設された。
入口のある2階では、世界各地から取り寄せられた300種類以上の淡水魚、海水魚、軟体動物を展示している。中にはレッドデータブックに掲載されている絶滅危惧種の動物やベトナム初公開のものも含まれているという。1階はニャチャン湾の海底を模した展示エリアで、鮮やかな色の魚や、珊瑚、海草などがトンネル状の水槽に展示されており、見学客は海底の底を歩いている気分が味わえるように設計されている。