中部高原地方ラムドン省人民委員会所属トゥエンラム湖観光区(同省ダラット市)管理委員会のグエン・スアン・タイン委員長は24日、「サクラ祭り」開催に向けヒマラヤザクラ(ベトナム語ではマイアインダオ)の植樹プロジェクトを開始したと明らかにした。これはトゥエンラム湖を中心とした面積112ヘクタールの土地に2012年までに合計5万6000本のヒマラヤザクラを植えるプロジェクトで、今回は1万5000本を植樹する。
タイン委員長によると、植樹はフンホアン山のふもとの盆地、バオダイ滝やトゥエンラム湖周辺などで行われるほか、海抜30メートル以下の土地で投資を行なう企業には植樹が義務付けられるという。また、サクラ祭り用の土地として30ヘクタールがすでに確保されている。植樹したヒマラヤザクラが順調に生育した場合、2015年初頭に第1回サクラ祭りが開催される予定だ。