30日以内の再入国で規制緩和、空港ビザ発給措置を開始

2015/06/26 16:25 JST配信

 在ベトナム日本国大使館によると、ベトナム政府はこのほど、15日間の査証(ビザ)免除が適用されている日本などの国民に対して、30日以内の再入国時における空港でのビザ発給措置、及び入国後の滞在期間延長措置を開始した。

 2015年1月1日に外国人を対象とした新出入国管理法が施行されたことに伴い、前回のベトナム滞在が査証免除による入国だった場合、出国から30日以内に再入国するには事前に日本でビザを取得しなければならないことになった。

 今回の規制緩和により、前回の出国先が自国の場合を除いて、観光目的で30日以内にベトナムへ再入国する場合、出国のための航空券を所持していることを要件として、空港で1回有効のビザが発行される。

 ビザの有効期間及び滞在許可期間は、航空券の有効期間に応じた15日以内となる。申請時の提出書類は、◇パスポート、◇ビザ発給申請書、◇出国のための航空券で、申請先は空港の出入国管理事務所。手数料は、45USD(約5600円)となっている。

 このほか、観光目的でビザ免除により入国し、15日間を超えて引き続き滞在を希望する場合、◇往復の航空券を所持していること、◇国際旅行業の営業許可を有するベトナムの旅行会社の保証があること、◇滞在許可期限の3日前までに申請することを要件として、1回に限り15日以内の滞在延長が可能となる。手数料は10USD(約1240円)。

[2015年6月25日 在ベトナム日本国大使館プレスリリース A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 財政省の通達第157号/2015/TT-BTCでは、ベトナム入国査証(ビザ)の発給手数料が大幅に引き下げられてい...
 在ベトナム日本国大使館で4日、外国人を対象とする新たなベトナム出入国管理法(2015年1月1日施行)に関...
 2015年1月1日から、「ベトナムにおける外国人の出入国、通過及び居住に関する法律」(仮称)が施行される...
 駐日ベトナム大使館によると、2015年1月1日から、現在15日間のビザ免除が適用されている日本など7か国...

新着ニュース一覧

 ITエンジニア派遣大手の株式会社オープンアップグループ(東京都港区)は15日、ベトナムで組込制御の企画...
 訪問入浴介護や訪問介護などを手掛けるアサヒサンクリーン株式会社(静岡県静岡市)は、西北部地方ホアビ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 保健省は15日、デング熱ワクチン、帯状疱疹ワクチン、23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンの重要...
 2024年5月7日、ディエンビエンフー戦勝記念日70周年(1954年5月7日~2024年5月7日)を迎えた。  ディ...
 チャン・ルウ・クアン副首相は政府官房で15日、中国の通信機器大手メーカーであるファーウェイ(Huawei)...
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2024年4月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+11.6%増の...
 地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション[VNZ](VNG C
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社
 古舘春一の人気バレーボールマンガを原作とするアニメ「ハイキュー‼」の新作映画「劇場版ハイキ...
 明治大学理工学部は13日、ベトナム科学技術研究所(VAST)傘下の数学研究所(IMVAST)との間で、協力協定を...
 日本人として初めてラスベガス長期単独公演を実現したイリュージョンマジックアーティスト「Ai and Yuk...
 ベトナム共産党中央執行委員会は16日に会議を開き、本人からの希望を受けて、チュオン・ティ・マイ女史...
 もし気候変動に適切な対応策を取らなければ、ベトナムは2030年に100万人が極度の貧困に陥り、2050年に...
 ホーチミン市資源環境局は、エンジニアリング・調達・建設・プロジェクト管理(EPC&PM)を手掛ける韓国の...
トップページに戻る