米マスターカード(MasterCard)が発表した「世界渡航先指数」によると、「急成長を遂げている観光都市ランキング」で、ハノイ市が世界132都市中7位となり、2016年の13位から順位を落とした。
同ランキングは、2017年の外国人宿泊客数が100万人を超える見込みの都市を対象として、2009年から2016年までの外国人宿泊客数の伸び率を算出したもの。
ハノイ市の成長率は+16.4%。トップ10のうち、5都市をアジア太平洋の都市が占めている。日本からは、1位に大阪、6位に東京が選ばれている。
2016年の観光収入は、アジア太平洋の都市が911億6000万USD(約10兆3000億円)で、ヨーロッパの747億4000万USD(約8兆4000億円)、北米の550億2000万USD(約6兆2000億円)を上回っている。
同ランキングのトップ10および成長率は以下の通り。
◇1位:大阪(日本) +24.0%
◇2位:成都(中国) +22.7%
◇3位:コロンボ(スリランカ) +20.3%
◇4位:アブダビ(アラブ首長国連邦) +18.9%
◇5位:ジャカルタ(インドネシア) +18.2%
◇6位:東京(日本) +17.7%
◇7位:ハノイ(ベトナム) +16.4%
◇8位:リヤド(サウジアラビア) +15.9%
◇9位:リマ(ペルー) +15.2%
◇10位:台北(台湾) +14.5%