ベトナム×日本のすれ違いを乗り越える組織創り ～1万名のデータから見えた傾... (PR)

　ハノイ市観光局の報告によると、2019年1-3月期にハノイ市を訪問した観光客は前年同期比+10.6％増の747万4892人で、このうち外国人は同+15.5％増の188万3762人だった。観光収入は同+32％増の26兆9540億VND(約1300億円)に上った。

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　3月単月での観光客数は前年比+20％増の76万9231人で、このうち外国人は同+17％の54万人、観光収入は同+37％増の10兆1210億VND(約490億円)だった。

　同市の観光スポットの中でも特に、◇フオンソン景勝地、◇タンダー鉱物性温泉区、◇ティエンソンスオイガー・エコツーリズムエリア、◇ドゥオンラム村、◇ホンバン観賞用植物工芸村、◇民族学博物館などで観光客の増加が顕著だった。観光客の増加に伴い、市内ツアー会社における1-3月期の売上高もハノイツーリスト(Hanoitourist)やベトランツアー(Vietrantour)をはじめとする各社で増加している。

　市内では、宿泊施設(ホテル、モーテル、観光用住居)3499か所の客室6万0812室で客を受け入れており、外国人観光客はホテルやモーテル2402か所に滞在しているほか、賃貸住居(民家・マンション・寮)1万0859か所や一般住居(親類に外国人がいる世帯)2019か所などにも滞在している。

　3月単月のホテルの平均稼働率はテト(旧正月)のあった前月比では▲1.6％減だったものの、天候にも恵まれ各種イベントも開催されたことが影響し、前年比では+9.48％の76.6％と高い水準となった。