ベトナム人の旅行先として日本と韓国が日増しに人気を集めており、同2か国を訪問するベトナム人の数は大幅に増加している。
イメージ写真 |
日本政府観光局(JNTO)によると、2018年4月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+29.2%増の5万0300人で、4月および単月の過去最高値を更新した。さらに、1-4月期における訪日ベトナム人の数は前年同期比+20.7%増の13万6600人となり、早くも累計10万人を突破した。
また、在ベトナム・韓国観光総局(KTOベトナム)によると、2018年1-4月における訪韓ベトナム人の数は前年同月比+33.5%増の11万8000人で、ベトナムは伸び率が最も高い国の1つとなっている。
2017年通年を見ると、訪日ベトナム人の数は前年比+32.1%増の30万8900人に達し、初めて年計で30万人を超えて過去最高を記録。また、訪韓ベトナム人の数は前年比+28.8%増の32万3000人と同じく30万人を超えた。
ツアー料金は数年前と比べて値下げされており、個人旅行だけでなくインセンティブとして従業員に日本・韓国行きツアーを催行する企業も多い。中には、社内旅行として従業員数百人を一度に旅行させるケースもあるという。