ハノイ:ホアロー収容所遺跡ナイトツアー、7月24日から開催

2020/06/27 05:02 JST配信

 ハノイ市中心部にあるホアロー収容所(Nha tu Hoa Lo:1 Hoa Lo, phuong Tran Hung Dao, quan Hoan Kiem, TP. Ha Noi)は、国内で最も有名な収容所遺跡の一つで、市内の有名観光スポットになっている。同遺跡の管理委員会は23日、ハノイツーリスト(Hanoitourist)と協力して、週末にナイトツアーを催すことを明らかにした。

(C) vietnamnet
(C) vietnamnet

 それによると、ホアロー収容所ナイトツアーは7月24日から開催。ツアー参加者は16歳以上に限定される。参加中はフォーマルな服装を身に付け、電話の使用や撮影は控えなければならない。

 ナイトツアーは、金・土・日の午後7時からスタート。所要時間は約45分で、収容所の正門や牢獄、死刑囚の個室、ギロチン台、記念碑などを回りながらスタッフから説明を受けることができる。

 ホアロー収容所は、フランス植民地だったベトナムの独立を求めて戦う政治犯を収容・拷問・処刑するため、フランス政府が1896年に建設した監獄。ここで多くのベトナム人革命家や愛国者が犠牲になった。

 ベトナム戦争時には米兵の捕虜収容所としても使用され、皮肉を込めて「ハノイヒルトン」と呼ばれた。1990年代に取り壊されており、現在は一部が博物館となっている。

[Bnews 14:13 23/06/2020 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ観光地・遺跡管理委員会は31日、ハノイ市におけるナイトツアーの一環として、市中心部ホアンキエ...
 ハノイ市文化スポーツ局傘下の文廟・國子監文化科学活動センターは、旅行事業者と協力して企画した「文...
 4月25日朝7時、ハウさん(22歳)は、扇風機のガードで自作した「バックパック」を背負って、職場であるハ...
 10月4日に死去したボー・グエン・ザップ将軍をはじめ、多くの歴史的英雄や革命家が厳しい弾圧のもとに...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る