ハノイ市中心部にあるホアロー収容所(Nha tu Hoa Lo:1 Hoa Lo, phuong Tran Hung Dao, quan Hoan Kiem, TP. Ha Noi)は、国内で最も有名な収容所遺跡の一つで、市内の有名観光スポットになっている。同遺跡の管理委員会は23日、ハノイツーリスト(Hanoitourist)と協力して、週末にナイトツアーを催すことを明らかにした。
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それによると、ホアロー収容所ナイトツアーは7月24日から開催。ツアー参加者は16歳以上に限定される。参加中はフォーマルな服装を身に付け、電話の使用や撮影は控えなければならない。
ナイトツアーは、金・土・日の午後7時からスタート。所要時間は約45分で、収容所の正門や牢獄、死刑囚の個室、ギロチン台、記念碑などを回りながらスタッフから説明を受けることができる。
ホアロー収容所は、フランス植民地だったベトナムの独立を求めて戦う政治犯を収容・拷問・処刑するため、フランス政府が1896年に建設した監獄。ここで多くのベトナム人革命家や愛国者が犠牲になった。
ベトナム戦争時には米兵の捕虜収容所としても使用され、皮肉を込めて「ハノイヒルトン」と呼ばれた。1990年代に取り壊されており、現在は一部が博物館となっている。