中高級物件を手掛ける不動産投資大手ノバランド不動産投資グループ[NVL](Novaland)が東南部地方バリア・ブンタウ省の大型リゾート「ノバワールド・ホーチャム(NovaWorld Ho Tram)」案件の一部である高級ビーチリゾート「ハバナ・アイランド(Habana Island)」を着工した。
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「ハバナ・アイランド」は、南シナ海とライ川に挟まれた地区に立地。キューバの首都ハバナをイメージしてデザインしている。一世帯向けヴィラと二世帯向けヴィラ、ショップハウス、ブティックホテルなど計400戸余りを建設し、開業時期は2023年末を予定している。
同案件に含まれるホテル「グランド・メルキュール(Grand Mercure)」は敷地面積3800m2、客室250室の規模で、仏系ホテルチェーンのアコーグループが管理する。
なお、「ノバワールド・ホーチャム」は、敷地面積1000haで、10余りの区画に分けられる。同リゾートからホーチミン市中心部までは、東南部地方ドンナイ省のロンタイン~ザウザイ間高速道路を通過すれば車で約90分、同省ロンタイン郡で建設が計画されているロンタイン国際空港までは約60分となっている。