南中部沿岸地方ダナン市観光局は5日、ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)と協力し、バーチャル観光展示会と組み合わせた形で、観光業向け電子商取引(eコマース)プラットフォームを立ち上げると発表した。
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同プラットフォームは、◇観光業に携わる企業各社のコスト削減、◇税収喪失の防止、◇国家による管理の効率化、◇観光客増加による企業各社の収益増を目指して開設するもの。
プラットフォームのユーザーには、◇観光客、◇旅行代理店、◇国の管轄機関、◇観光サービスのサプライヤーが含まれる。
旅行者はプラットフォームを介して、目的地やホテル、ツアー、レストランを検索・予約し、オンライン決済するなどして旅行を計画することが可能。一方、企業側も顧客をより効率的に管理することが可能になり、顧客のニーズや行動の分析も容易になるため、地域の観光政策立案にも役立つと期待されている。
なお、初年度の2022年の取引手数料や広告料、参加費は無料となる。