ホーチミン:外国人観光客の受け入れ再開1週間、個人客が大半

2022/03/24 06:33 JST配信

 ホーチミン市観光局は、外国人観光客の受け入れを本格的に再開した15日から21日までに同市を訪れたのは大半が個人の観光客で、人数は多くないと発表した。4月末までに3000人に達すると予測している。

イメージ写真
イメージ写真

 同局旅行管理課のグエン・ベト・アイン課長は、ベトナムは新型コロナウイルスワクチンを2回接種した人の割合が世界でも高い国の1つで、ホーチミン市は価格の安さで競争力があり、魅力的な観光地が多い旅行先として関心を集めているとの認識を示した。

 その上で同市観光の課題として、地方間の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策が統一されていないことを挙げた。ホーチミン市では規制がかなり緩和されているが、他の地方では抗原迅速検査(クイックテスト)を求められるなど観光客は不便を強いられている。

 ホーチミン市は周辺の地方と連携した観光商品の開発を進めているため、各地方で統一的な対応が必要となる。また、現在一方的な査証(ビザ)免除措置を13か国に再導入しているが、二国間のビザ免除措置を適用する国を増やす必要があるとも指摘した。

 アイン課長は「ホーチミン市には有利な面と克服すべき課題があるが、今年は約350万人の外国人観光客が訪れると予測している」と話した。

[Tuoi Tre 19:56 21/03/2022, O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 中国や日本などの観光相手国が依然として厳しい入国制限を行っていることから、観光市場を開放した3月1...
 2021年末から発行開始したベトナムのワクチン接種済証明書(ワクチンパスポート)は、現在までに世界17か...
 文化スポーツ観光省は、関係省庁から意見を仰いだ上で、3月15日から観光市場を開放する計画案を政府に...
 ブー・ドゥック・ダム副首相は15日、文化スポーツ観光省をはじめとする関連省庁との会合を開き、3月15...

新着ニュース一覧

 ベトナム国家観光局のデータ(速報)によると、4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに伴う4月30日...
 住友商事株式会社(東京都千代田区)は、同社100%子会社のバンフォン・パワー(Van Phong Power)の出資持...
 西日本鉄道株式会社(福岡県福岡市)は、地場不動産大手のナムロン投資[NLG]
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 米国のS&Pグローバル(S&P Global)が先般発表した2025年4月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は45....
 商工省と複数の省・市における太陽光発電事業を巡る違反事件で、ハノイ市人民裁判所は、ホアン・クオッ...
 国家主席府は4月29日、受刑者8055人と刑執行猶予中の1人の計8056人に対する国家主席の特赦の決定を発表...
 第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が5月5日に開幕した。  今国会では、国家構造に関する201...
 ホーチミン市文化スポーツ局は、4月30日の南部解放記念日にサイゴン川沿いエリアで実施を計画していた...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)事業の一環で行われた軍事パレードを見物する...
 衣料の製造・販売を行う韓国のレシピグループ(Recipe Group)はこのほど、同社が展開するファッションブ...
 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
トップページに戻る