交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)によると、今年1月から一部の国際線定期便の運航再開を許可してから入国する外国人観光客が増加している。1~3月期には前年同期比2.76倍になると予測されている。
(C) vnexpress |
1~2月にかけて運航が再開されたのは、◇日本、◇韓国、◇中国、◇台湾、◇シンガポール、◇タイ、◇カンボジア、◇ラオス、◇米国、◇フランス、◇ドイツ、◇英国、◇ロシアとベトナムを結ぶ各路線で、3月15日からは全ての国際線の運航制限が撤廃された。
3月までにベトナムと20か国・地域の航空会社23社が、67の路線の運航を再開している。国際線の各路線のうち、ベトナムと日本を結ぶ路線の利用客は1万0300人に上り、全体の18.1%を占め最大となっている。
CAAVは、1~3月期に空路でベトナムを訪れる外国人観光客は32万1000人で前年同期比2.76倍、貨物取扱量は同+21.1%増の29万2000tに達すると予測。このうち国内航空各社を利用する外国人観光客は5.41倍の14万1600人、貨物は2.14倍の3万8000tと予測している。