23年の流行色が発見できる世界の観光地、ハノイの線香村を紹介

2023/01/19 06:14 JST配信

 米国の色見本会社パントン(PANTONE)が選ぶ「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー2023」が発表され、2023年のテーマカラーが「Viva Magenta(鮮やかで紫がかったレッド)」に決定した。これを受け、米国の2大旅行雑誌の一つ「トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)」はこのほど、同年の流行色を見つけることができる世界の観光地11か所を紹介。この中には、ベトナムの首都ハノイ市も含まれる。

(C)Cong Ly
(C)Cong Ly

 紹介されている世界の観光地のうち、アジアは3か所。東南アジアではハノイ市が唯一となっている。観光客がViva Magentaを見つけられる場所は、ハノイ市郊外のクアンフーカウ(Quang Phu Cau)村。同村はハノイ市に残る唯一の線香村で、100年余りの歴史を持つ。

 テト(旧正月)前になると、村の至る所が鮮やかな赤色の線香で埋め尽くされる。線香を作るには、まず竹を削って芯材を作り、赤色に染めて乾燥させ、香料を付ける。テト前は村にとって書き入れ時であり、村中に赤色の線香の花束が咲き誇るため、この村を観光で訪れるなら、最も適したシーズンはテト前と言えるだろう。

 Travel + Leisureが紹介する「Viva Magentaが見つけられる世界の観光地11か所」は以下の通り。

◇マイソール(インド)

◇ドバイ(アラブ首長国連邦)

◇ハノイ(ベトナム)

◇キューケンホフ公園(オランダ)

◇サントリーニ島(ギリシャ)

◇ケープタウン(南アフリカ)

◇アイスランド

◇クスコ(ペルー)

◇リーア・フォルモーザ自然公園(ポルトガル)

◇ハバナ(キューバ)

[Cong Ly 10:16 17/1/2023 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 米国の大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler=CN Traveller)」はこのほど、「
 テト(旧正月)が間近に迫る中、ハノイ市ウンホア郡クアンフーカウ村(xa Quang Phu Cau, huyen Ung Hoa)...

新着ニュース一覧

 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
トップページに戻る