ビザ緩和から半月、電子ビザを申請した外国人は11.2万人に

2023/08/31 06:36 JST配信

 ベトナム国民出入国法およびベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法の一部を改正・補足する法律が8月15日に施行されてからこれまでに、11万2000人以上の外国人がベトナムの電子ビザを申請した。公安省出入国管理局(A08)が30日に明らかにした。

イメージ画像
イメージ画像

 同法によると、外国人に発給する電子ビザの有効期間を従来の30日間から90日間に延長し、1回の出入国を認めるシングルビザと複数回の出入国を認めるマルチプルビザ(数次ビザ)を発給する。また、ベトナムがビザを一方的に免除している各国の国民については、免除期間を従来の15日間から45日間に拡大する。

 8月15日から30日までの間に、ベトナムがビザを一方的に免除している各国の国民計33万7000人以上がベトナムに入国した。このうち、日本、韓国、英国の国民が大半となっている。

 また、国内の一部の国際空港でこのほど導入された、パスポートを読み取って出入国手続きを行う自動化ゲートについて、世界各国が現在導入しているテクノロジーを使ったシステムとなっているが、身長と年齢の制限があるため、14歳未満は利用できない。

 8月30日までに、自動化ゲートの利用要件を満たす乗客約75万人のうち、ベトナム人と外国人合わせて約3万人が自動化ゲートを利用して出入国手続きを行った。

[Thanh Nien 12:02 30/08/2023 / Vietnamnet 12:18 30/08/2023, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市タンソンニャット国際空港で8月1日から、パスポートを読み取って出入国手続きを行う自動化...
 国内5空港で15日、パスポートを読み取って出入国手続きを行う自動化ゲートが利用できるようになった。 ...
 政府は14日、外国人に対する電子ビザの発給と電子ビザによる入国が認められる国境検問所に関する決議第...
 ホーチミン市タンソンニャット国際空港では1日から、パスポートを読み取って出入国手続きを行う自動化...
 国会は24日、ベトナム国民出入国法およびベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法の一部を改正・...

新着ニュース一覧

 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役として...
 ファム・ミン・チン首相は21日、国際金融センター(IFC)の設立を発表した。この設立は、世界の資本や技...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプ...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上...
 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
トップページに戻る