- 1位台湾、2位ヨーロッパ、3位韓国
- 海外旅行予約者数は前年同期比1.5倍
- 4位ベトナムと5位エジプトが伸長
株式会社阪急交通社(大阪市北区)はこのほど、2024年12月27日~2025年1月5日出発の海外旅行の予約状況から分析した年末年始の旅行動向を発表した。物価上昇に伴い消費者の節約志向が続くなか、今年の年末年始は一般的に9連休となることで、海外旅行、国内旅行ともに需要の増加がみられた。
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海外旅行では出発日のピークが◇1位:12月29日、◇2位:12月30日、◇3位:12月28日だった。海外旅行の予約者数は前年同期比1.5倍。人気旅行先ランキングでは、台湾が1位、ヨーロッパが2位、韓国が3位となった。4位はベトナムで、5位にはエジプトがランクインした。
台湾、韓国を中心に、短い旅行日数で参加でき、旅行代金も手頃なアジアが人気。一方で、長期休暇が取りやすい今年は、旅行日数の長いフランス、イタリア、スペインを中心とするヨーロッパやエジプトの需要が高まっている。特に旅行に適したシーズンをむかえるエジプトは、伸び率が前年比2倍で推移しており、人気の高さがうかがえる。
アジアでは近距離の台湾の需要が安定しているが、4位のベトナムは伸び率も前年比1.8倍と高く、今後も需要増加が見込まれる。