・熱帯モンスーン気候に属し、雨季(5月~11月)と乾季(12月~4月)を有する。 ・年間平均湿度:80~85% ・年間平均降水量:1400~1600ミリ ・年間平均気温:26~27度C
地理 |
・西北をビンロン省、東北をベンチェー省、西南をソクチャン省と接しており、東南は南シナ海に面する全長65キロの沿岸線になっている。 ・ホーチミン市から南西に約200キロ、カントー市から西南に100キロ。 ・山がない平らな地層を持ちながらも、多くの川と運河が走っている。 |
歴史 |
・元々はクメール王国に属していたが、1757年よりソクチャン省と共にベトナムのグエン(阮)朝に譲渡された。その後、ベトナム人の入植が進んだが、現在も多くのクメール人が暮らしている。 |
経済 |
・稲作と漁業が盛ん。 |
観光 |
<見所・イベント>
アン寺(Chùa Âng、クメール語:Wath Angkorajaborey):
チャービン市8区にあるクメール人の伝統的な仏教寺院。990年に建立され、1695年と1842年に建て直されて現在に至る。4ヘクタールの敷地を有し、周りは深い堀で囲まれている。
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ハン寺(Chùa Hang、クメール語:Wath Kompong Chray):
チャウタイン(Châu Thành)郡チャウタイン町にあるクメール族の伝統的な仏教寺院。1637年に建立された。ベトナム戦争時代に酷く破壊されたが、1977年に修復されて現在に至る。大樹が茂る10ヘクタールの敷地にあり、長さ12メートルのトンネルの形をした門が印象的。境内には木材加工を行う作業所があり、戦争時代には僧侶が爆弾などで倒された樹の幹や根を使って彫刻を作っていた。
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<特産品>
バイン・セオ(Bánh xèo):
ベトナム風お好み焼きと呼ばれる南部の名物料理。レシピは多彩で、中に入れる具も様々。基本的なレシピは、米粉とココナッツミルクをベースにした生地に、豚肉、もやし、エビ、緑豆、または鶏肉やキノコ、タマネギなどをたっぷり入れて、大きめの専用フライパンで薄皮に焼き上げる。生地はターメリックで黄色く色付けされる。焼きあがったものに香草(ミント、ドクダミ、シソなど)を添えて風味を付け、一口大にちぎってレタスやサニーレタスなどの野菜で包み、酢やヌックマム(魚醤)をベースにしたタレ「ヌクチャム」につけて食べる。
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ブン・ヌック・レオ(Bún nước lèo):
マム・カー(Mắm cá、醗酵魚味噌)で作った出し汁を使ったビーフンスープ。焼き豚やエビなどの具をトッピングして、バジルなどの香草、もやし、千切りにしたバナナの幹、空心菜などたっぷりの野菜と一緒に頂く。 |
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チャビン省関連ニュース |
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最終更新日:2022年2月18日
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