ベトナム石炭鉱産グループ(ビナコミン)はこのほど、アルミ生産大手の米アルコアとベトナムでのアルミ産業開発に関する協力合意書に調印したと明らかにした。それによると、ビナコミンが計画している中部高原地方ダクノン省ニャンコー地区での年産60万トンのアルミニウム生産案件に、アルコア・ワールド・アルミナ・アンド・ケミカルズ(AWAC)が投資額の40%を出資する見通しという。
ビナコミンはまた、ダクノン省ザーギア地区でのボーキサイト採掘・アルミナ生産案件の実施に向けた事業化調査(FS)をアルコアと共同で行うことにも同意した。