このほど開催された国会常務委員会で、財政省は2011年5月1日から1か月当たりの最低賃金を現行の73万ドン(約3100円)から83万ドン(約3500円)に引き上げる賃金案を提出した。同案によると、最低賃金引き上げ総額は27兆ドン(約1153億8500万円)と2011年国家予算歳出の3.7%とされている。
2011年国家予算案については、予算歳入は前年同期比13.1%増と、国内総生産(GDP)の25.9%に当たる588兆5000億ドン(約2兆5149億5700万円)、予算歳出は723兆6000億ドン(約3兆923億800万円)と見込まれている。